駐日代表処台湾資料センターの蔵書の一部が拓殖大学に寄贈
台北駐日経済文化代表処所属の台湾資料センターは昨年、蔵書やビデオフィルムといった資料の一部を拓殖大学に寄贈した。同大学ではこれらの寄贈品の整理が終了したことから、駐日代表処の寄贈に感謝し、6月6日、学内にある茗渓会館において、許世楷・駐日代表処代表(写真前列左4)ならびに盧千恵・代表夫人(写真前列左5)を招き、感謝状の授与式を行った。藤渡辰信・拓殖大学総長および理事長(写真前列左3)は「本学は、108年前の1900年に『台湾協会』として創設された大学であり、『台湾』は本学の『開学の地』である。そのような関係から、貴重な約1万冊にもおよぶ書籍、冊子、記録フィルムの寄贈を受け、感謝している。今後、本学の台湾研究活動に大いに活用したい。また、今後の更なる日台友好協力、相互理解のためにも活用していきたい。今後、アジアの平和、発展、安定を維持していくために、日台両国は今以上に相互信頼ならびに理解を深めていくことが大切である」とあいさつした。