八田與一技師の偉業を描いたアニメ映画が再度東京で試写上映
日本統治時代の台湾で、不毛の地と呼ばれていた台湾南部の嘉南平原に烏山頭ダムと嘉南大圳(水路網)を建設し、それによりこの地を肥沃な一大穀倉地帯へと変え、現在でもその一帯の人々の生活を潤している大事業を成し遂げた金沢出身の技師・八田與一氏の偉業を描いたアニメ映画「パッテンライ!! ~南の島の水ものがたり」の完成試写会が、昨年の金沢および東京・新宿での開催に続き、1月30日、東京の文京シビック小ホールで、台北駐日経済文化代表処(以下、代表処)ならびに虫プロダクションの共同主催で再度開催された。上映前に馮寄台・駐日代表は「将来、台湾で同映画が上映される時には、馬総統が必ず見に行くようにアレンジします」とあいさつした。