駐日代表処が台湾大地震10周年に当時の関係者を招き感謝
1999年9月21日午前1時47分、台湾中部の南投県集集鎮を震源として発生したマグニチュード7.3(台湾中央気象局発表)の大地震は、死者2,415人、負傷者1万1,306人、行方不明者29人という大災害となった。同災害から間もなく10周年を迎える9月17日、台北駐日経済文化代表処は、大地震発生当時、日本から台湾に救済活動に駆けつけてくれた日本財団、消防庁、警察庁、海上保安庁などの関係者を招き、「9・21大地震支援感謝会」の宴を催した。馮寄台・駐日代表(写真右2)は「10年前の台湾での大地震の時、世界各国から救援に駆けつけていただいた救援隊の中で、日本の救援隊は隊員数が最も多く145人にも達し、さらには日本の救援隊が最も早く現場に駆けつけてくれた。これに対し、台湾の政府および国民は非常に感謝している」と述べた。