来日した台湾捜救隊一行が被災した仙台地区に向けて出発
3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震の被災地への捜索救援活動のため、14日午後に日本に到着した、内政部消防署特種捜救(捜索救援)隊副隊長の黄博村氏(写真右4)をリーダーとする28名の台湾の捜索救援隊一行は、一夜明けた15日早朝、東京白金台にある台北駐日経済文化代表処(駐日代表処)を出発し、被災地の1つ宮城県仙台地区に向かった。15日には出発に先立ち、駐日代表処の庭で馮寄台・駐日代表(右1)、羅坤燦・駐日副代表(右3)、陳調和・駐日副代表(右2)、駐日代表処の多くの職員出席の下、出発式が行われた。馮寄台・駐日代表は「日本が必要としている時に救援に駆けつけてくれ感謝している。被災地での救援活動がどのくらいかかるか予想できないが、隊員各位も自身の安全に注意して頑張ってほしい」と激励の声をかけた。捜救隊リーダーの黄氏も出発前、メディアの取材に応じ、「全力で与えられた任務に当たり、捜索救助の活動を立派に成し遂げたい」と語った。