「第8回日台文化交流青少年スカラシップ」の表彰式が駐日代表処で開催
「真の若者交流を通じて明日の日台新時代を拓く」をテーマとする「第8回日台文化交流青少年スカラシップ」受賞者の表彰式が3月22日、東京白金台の台北駐日経済文化代表処代表公邸で開催された。今回は応募総数997点から厳正なる審査を経て優秀賞以上に入選した17名が台湾の研修旅行に出発した。表彰式では台北駐日経済文化代表処の羅坤燦・駐日副代表(写真上段右5)が、あいさつのなかで東日本大震災にふれ、「台湾は1999年に『九二一大地震』、2009年に『八八水害』という大きな災害に見舞われたが、そのとき日本が全力で台湾を支援してくれたことを台湾の人々は覚えている。先日、台湾では日本の被災者を励ますためのチャリティーイベントが行われ、馬英九総統も出席して、日本への義援金の募金を呼びかけたところ、4時間半で約21億円もの寄付が集まった」と述べ、台湾と日本が助け合いの友情で固く結ばれていることを強調した。