王金平・立法院長が孫文ゆかりの「八芳園」を訪問
王金平・立法院長らは4月22日、東京・白金台のレストラン「八芳園」で記者会見を開き、今回の訪日団の成果を語った。王院長は今回、外交部専用口座に寄せられた義援金約10億円の目録を日本交流協会の服部禮次郎会長に手渡したほか、「日華議員懇談会」が主催する歓迎パーティーで麻生太郎・元首相ら多くの日本の与野党国会議員と面会し、鳩山由紀夫・前首相、衛藤征士郎・衆議院副議長、西岡武夫・参議院議長らを表敬訪問し、台湾からの震災への慰問の意を伝えたことを説明した。王院長は記者会見の前に、春の新緑が美しい「八芳園」の庭園を散策し、かつて国父・孫文が匿われていた「壺中庵」を参観した。「壺中庵」の貴賓室には隠し戸があり、ここから非常時の逃亡用地下通路につながっていた。王院長は「壺中庵」の貴賓室で筆を執り、日本語と中国語で「日本頑張れ!!」、「日本加油!!」と揮毫し、日本に励ましのメッセージを贈った。