「亜東親善協会」第40回通常総会が都内で開催
5月12日、社団法人「亜東親善協会」第40回総会が都内のホテルで開催された。同総会の後に講演会および懇親会が開かれ、懇親会には台北駐日経済文化代表処の馮寄台・代表(写真左2)が来賓として出席した。亜東親善協会の玉澤徳一郎・会長(右5)は、懇親会のあいさつの中で「このたびの震災に対し、台湾の皆様からの義援金が150億円になった。我々はこれに応え、日本の復興に全力を尽くす決意をした」と述べた。続いて、馮・駐日代表が、東日本大震災で日本が甚大な被害を被ったことに対し、「我々台湾人も日本の痛みを深く身にしみている。1999年の台湾中部大地震、2009年の台湾南部大水害における被害はいずれも甚大であったが、日本政府および民間がただちに救援隊の派遣や物資提供など、台湾の復興にご支援いただいた。これに対し、我々は深く感謝し、今でも忘れてはいない。このたびの台湾からの義援金は日本の災害復興には、わずかな額ではあるが、これは台湾人の日本に対する深い心情を表すものである。私は台湾の政府と国民を代表し、一日も早い日本の復興を願っている」と強調した。