「中華民国留日東京同学会」開催の端午節祝賀活動に馮寄台・駐日代表が出席
端午節(旧暦5月5日)を翌日に控えた6月5日、東京地区で学ぶ台湾人留学生の組織、「中華民国留日東京同学会」が主催した端午節の祝賀懇親イベント「菖蒲團圓慶端午活動」が、東京四谷にある東京中華学校の大講堂で開催され、台湾人留学生ら250名あまりが参加した。この日のイベント開始にあたり、馮寄台・駐日代表があいさつを行い、この2年あまりにおける台日関係の進展状況を紹介した。その中で、駐日代表処の札幌分処の開設、台日間のワーキングホリデー協定の締結、台北の松山空港―東京の羽田空港間の直行便運行、来年7月より日本に居住する台湾人の居留カードの国籍欄の記載が『台湾』へと明記、日本で「海外美術品等公会促進法」の立法化により、故宮博物院展の日本展示への実現の期待が高まるといった成果について具体的に説明し、馮・駐日代表は、「10数年間にわたり懸案事項となっていたこれらの問題は、私が着任してからの2年あまりの間に次々と実現した。これは、馬英九総統の新政府による『不統、不独(統一せず、独立せず)』の政策の下で両岸間が和解し、日本政府もこの関係を信任したことにより、これらの懸案事項が実現した」と強調した。