阿部守一・長野県知事が駐日代表処を訪問
6月13日、長野県の阿部守一・知事(写真左)、日華親善協会全国連合会の酒井麻雄・副会長、長野県庁の観光部および総務部の各関係者、同県東京事務所の関係者ら一行が、東京港区白金台にある台北駐日経済文化代表処を訪れ、馮寄台・駐日代表(右)らと会見した。馮・駐日代表は、この日の会見の1時間半前に駐日代表処が、日本の東北6県の内、福島県を除く5県(青森県、秋田県、山形県、岩手県、宮城県)の渡航警戒レベル「赤色(渡航すべきでない)」の解除を発表したことについて言及し、「本日のプレスリリースは、台湾の政府が自国民に対し、日本は安全であり、より一層安心して日本観光に行くようアピールしたものである」と説明した。阿部・知事は「長野県と台湾はさまざまな交流をしており、良好な関係にある。長野県は子供たちの教育旅行で、台湾から来県してもらっているが、今後もぜひ台湾の多くの子供たちに来てもらいたい」と述べた。さらに、農産物や観光面での双方の交流促進強化の意向を示し、「長野県は農作物の放射線被害もないので、ぜひ、多くの台湾の方に安心して来ていただきたい」と強調した。