馮寄台・駐日代表が福田富一・栃木県知事と会見
福田富一・栃木県知事(写真左)が8月9日、東京・白金台の台北駐日経済文化代表処を訪問し、馮寄台・駐日代表(右)と会見した。馮代表は福田知事を歓迎し、台湾と栃木県のさらなる関係強化に期待を示した。福田知事は「栃木県には日光の世界遺産や温泉、秋には紅葉、冬には雪まつりがある」と栃木県の魅力をアピールし、震災による福島第一原発事故の風評被害で栃木県を訪問する外国人観光客が減少していることから、近く台湾の台北と高雄で栃木観光キャンペーンを行う計画を語った。馮代表は「台湾にとって日本は一番親密な国であり、震災後に台湾人は日本のために何かできることはないかと考えていた。そのなかで、一番支援できるのが観光で、(世論調査でも)台湾人が一番遊びに行きたい国は日本である」と述べ、台湾に向けて日本が安全であることを伝えることで観光支援していく考えを示した。