今年96歳の王金河氏が母校の明治学院大学から名誉博士号を授与
1950年代に台南一帯を中心に発生した烏脚病の研究、治療、治癒後の患者の支援に尽力してきた台南出身のクリスチャンの医師で、今年96歳の王金河氏(写真左1)が、12月23日に母校の明治学院大学から名誉博士号を授与された。同学院のチャペルで行なわれた授与式には、学内関係者のほか、財団法人交流協会の関係者、台北駐日経済文化代表処の陳調和・副代表(左2)なども出席し、会場は王氏の名誉博士号授与を祝賀する人でほぼ満席となった。王氏は「母校から名誉博士号を授与されたことは、台湾を理解していただいたことにつながるものであり、多くの名もなき、台湾人を代表してこの称号が与えられたものと感謝している」と述べた。また、陳・副代表が来賓を代表し祝辞を述べ、その中で、「王氏が中心となり、1070年代から『台湾省烏脚病王氏計画』を本格的に取り組み、その後、台湾の烏脚病治療の第一人者となり、輝かしい成果を収めた」と紹介した。