4連覇した張栩・王座の就位式が盛大に開催
昨年の11月24日に行われた「第59期王座戦五番勝負」第3局で、挑戦者の羽根直樹・碁聖を下し、通算成績3連勝で同タイトルの4連覇防衛を果たした張栩・王座の(写真左2)「第59期囲碁王座就位式」が1月30日、日本経済新聞社、日本棋院、関西棋院の主催により都内のホテルで盛大に開催された。同就位式に、台北駐日経済文化代表処の馮寄台・代表(左1)も出席し、来賓を代表して祝辞を述べ、「私が日本に着任して以来、王座位をはじめ、張栩さんの各種タイトルの就位式に出席するのは今回で11回目になる。今後も囲碁を通じて、両国の文化交流の実が更に進むよう切に願っている」と強調した。張・王座は謝辞の中で、「今年は王座戦が第60期という節目の年であり、私自身にとっても五連覇をかけた大きな勝負になる。期待に応え、名誉王座の称号をとりたい。また、世界戦でも結果を残さなければいけないと痛感している。世界の囲碁界の中で、少しでも張栩の囲碁をアピールできるよう、日々精進していきたい」と語った。