馮寄台・駐日代表が早稲田大学で講演
台北駐日経済文化代表処の馮寄台・駐日代表は5月16日、早稲田大学で同大学国際部が主催する特別講演の講師として招かれ、約90分にわたって講演および学生らとの対話を行った。このなかで馮代表は、冒頭で孫文が1911年の辛亥革命で清王朝を倒して建国した中華民国が歩んできた艱難辛苦の道のりを振り返り、「この60年あまり、中国共産党政権による強大な軍事、政治、外交の打撃を受けながらも、台湾は消滅しなかったばかりか、逆に自由化、民主化の政策が功を奏し、ますます成長と発展を続けている」と強調した。講演のあと、馮代表は会場の学生からの質問に答え、国際社会における台湾が置かれている複雑な状況のなかで、台湾が実務的な政策で発展を続けていることを学生らに語りかけた。