馮寄台・駐日代表が離任、羽田空港で台日関係者らが見送り
台北駐日経済文化代表処の馮寄台・代表(写真左4)は5月29日正午過ぎ、駐日代表処職員らに見送られる中、顔希君夫人および令嬢と共に駐日代表処を出発し、羽田空港に向かった。この日、羽田空港内の貴賓室には、出発前の馮代表らを見送る華僑界の関係者を中心に、今井正・日本交流協会理事長(左3)ら台日各界の関係者が駆けつけた。馮代表は見送り客一人一人と握手を交わし、感謝の言葉を述べ、別れを惜しんだ。空港で日本駐在の台湾メディアのインタビューに応じた馮代表は、「台湾の両岸関係の改善により、日本との関係が強化された。また、日本の大震災発生後から台湾の人々が示した真心や思いやりも、日本の人々が感じた。帰国後は一人の親日派、知日派として、台日間のいかなる関係についても、私ができる貢献をしていきたい」と抱負を述べた。最後に、「皆さんに非常に感謝している。私の外交官の生涯においても、人生においても、日本駐在中が、最も充実しすばらしい時期であった」と語った。写真左2は羅坤燦・駐日副代表、右1は陳調和・駐日副代表