訪日日程を終えた王金平・立法院長ら一行が記者会見を開催
7月1日に来日した王金平・立法院長(写真右4)、立法院台日交流聯誼会の李鴻鈞・会長(同右3)をトップとする訪日代表団一行は、主な訪問日程を終了し、7月6日午後、東京都内において記者会見を開いた。一行は来日後、4日間にわたり宮城県および福島県の震災被災地を訪問し、5日と6日の両日、都内において議員外交を行った。この日の記者会見には訪問団の全メンバーのほか、台北駐日経済文化代表処の沈斯淳・代表(同左3)、羅坤燦・副代表、陳調和・副代表らが出席した。王・立法院長はあいさつの中で、今回の来日の3つの主な目的について説明し、その中の1つである台日間の経済協力強化の促進については、特に「日本とEPA(経済連携協定)などの経済協力協議の交渉開始を推進し、調印が実現できるよう希望している」と述べた。また、台湾が目指している「国連気候変動枠組条約(UNFCCC)」および「国際民間航空機関(ICAO)」といった国際組織への加盟についても、日本の支持を要請したことなどを紹介した。