台湾赤十字が支援した福島県相馬市の災害公営住宅が竣工
昨年の東日本大震災で津波による大きな被害を受けた福島県相馬市で8月8日、中華民国紅十字会(台湾赤十字)が支援した災害公営住宅(相馬井戸端長屋)の落成式が行われた。同式典には台湾側から王清峰・中華民国紅十字会総会会長(右2)、沈斯淳・台北駐日経済文化代表処代表(右1)、日本側から立谷秀清・相馬市長(左1)、大塚義治・日本赤十字社副社長らが出席した。沈・駐日代表は「台湾赤十字の協力により同住宅が順調に竣工したことを嬉しく思う」と挨拶し、福島県の被災地の一日も早い復興を祈念した。立谷市長は、この住宅に住む人々が幸せな生活を送ることが台湾の人々の支援に応えることになると述べ、台湾からの支援に感謝の意を示した。(写真提供:中央社)