駐日代表処主催の「中華民国建国101年双十国慶祝賀レセプション」が今年も盛大に開催
10月10日の双十国慶節に先立ち、東京にある台北駐日経済文化代表処(駐日代表処)は同5日夜、都内のホテルで「中華民国建国101年双十国慶祝賀レセプション」を開催した。駐日代表処の沈斯淳・代表は、あいさつの中で、今年8月5日に馬英九総統が地域の持続的平和と安定、関係国との共存共栄を促すために提言した「東シナ海平和イニシアチブ」について言及し、「これは争議を棚上げし、対話を絶やさず、東シナ海の資源を共同開発するためのメカニズムを構築することである」と説明した。また、「私は着任以来、東北の被災地を何度か訪問し、台湾の支援の実態を目にすると共に、震災復興が力強く着実に進んでいることも肌で感じた。さらに台湾の慈善団体が被災地の支援活動に熱心に取り組み、現地の人々から感謝されていることを、台湾の駐日代表として大変誇りに思っている。このような台日間の友好の絆を、今後も大切にしていかなければならない。私はこれまで諸先輩方が築きあげてきた良好な台日関係の基礎の上に新たな局面を切り開いていく所存である」との考えを示した。