亜東親善協会の忘年会で羅坤燦・駐日副代表が台日関係の深化を強調
安倍晋三・自由民主党総裁を会長とする「社団法人 亜東親善協会」は12月11日夜、都内で盛大に忘年会を開催した。来賓としてあいさつした羅坤燦・駐日副代表は、「台湾と日本は民主主義、自由、人権などの価値観を共有し、歴史的にも深い関係がある。双方は国交がないにも関わらず、経済、文化、観光などの分野において、きわめて良好な関係を築いてきた」と述べた。さらに昨年以来、台日間において調印された「投資協定」「マネーロンダリング防止覚書」「特許審査ハイウェイ覚書」などの実例も挙げ、「これらは国交のない台日関係において、画期的な成果といえる」と述べた。また、文化面における交流についても、2014年に開催が予定されている「国立故宮博物院」の日本展開催や2013年の宝塚歌劇団による台湾公演などについて紹介し、「青少年交流や双方の国民間の相互理解の深化に向けて共に歩んでいきたい」との考えを示した。