「台日観光サミット」が三重県で開催、3年後の目標旅行客数は400万人
今回で6回目となった「台日観光サミット」が5月31日、三重県で開催された。当日は、台湾側から交通部の謝謂君・観光局長(写真前列右6)、台湾観光協会の頼瑟珍・会長(同8)、台北駐日経済文化代表処の沈斯淳・代表(同7)らが、日本側からは観光庁の井手憲文・長官、鈴木英敬・三重県知事、日本観光振興協会の西田厚聰・会長、日本旅行業協会の菊間潤吾・会長など、両国政府の関係者、旅行業者、航空業界の代表など約200名あまりが出席した。今回の同サミットは、開催を祝う安倍晋三首相のビデオメッセージにより開幕した。この中で安倍首相は、東日本大震災の際に台湾からの温かい支援に感謝の意を表すと共に、「台湾は民主主義、自由、法治の価値観を共有する重要なパートナーであり、人的往来においても毎年記録を更新している」と述べた。沈・駐日代表は、「台湾と三重県は観光面において具体的な協力の発展があるが、投資面においても新しい成果が出ている」と強調した。写真提供:中央社