徐瑞湖・駐日副代表が亜東親善協会の研修会・懇親会で、台日関係の現状について語る
台北駐日経済文化代表処の徐瑞湖・副代表は12月10日、都内で開催された「一般社団法人 亜東親善協会」の研修会・懇親会に出席し、台日関係の現状について語った。その中で徐・副代表は、馬英九総統が小泉進次郎・衆議院議員ら自民党青年局幹部の訪華団一行ならびに平沼赳夫・衆議院議員を代表とする日華議員懇談会の双十国慶節祝賀訪華団一行らと会見した際に、「現在、中華民国(台湾)と日本との関係はこの40数年において、最も良い関係にある」と述べたことを挙げ、「これは色々なデータおよび台日間の現状を見ると、確かに一番良好であると言うことができる」と強調し、今年4月に調印した「台日漁業協定」や11月に「電子商取引」など5項目の覚書・協議への調印および「金融監督協力覚書」の調印が実現したことを具体的に紹介した。また、来年は国立故宮博物院の日本展が東京と福岡で開催されることにも言及し、「アジア地域で初の開催となる。これまで海外で開催した中で、1つだけ違うところがある。それは、翠玉白菜および肉形石が初めて海外で展示されることだ。さらに、2016年10月~2017年1月には日本の両博物館の宝物が台湾で展示されることになる」と紹介した。