沈斯淳・駐日代表が「アジア問題懇話会」で台日関係の展望語る
沈斯淳・台北駐日経済文化代表処代表(写真右)は3月22日、東京内幸町の日本プレスセンターで開かれた「アジア問題懇話会」主催の講演会で、「台日関係の現状と展望」をテーマに講演した。このなかで沈代表は、一昨年5月の着任以来、着実に台日関係が進展してきたことを説明し、台湾の国立故宮博物院「神品至宝展」が今年6月24日~9月15日に東京国立博物館で、10月7日~11月30日に九州国立博物館で開催されることに関して、沈代表は「海外初展示となる文物もあり、台日関係の大きな一里塚となる」との認識を示した。また、台湾が参加を目指している「環太平洋パートナーシップ協定」(TPP)に関して、台湾のTPP参加に対する日本の理解および支持の広がりに期待を示した。