東京で国際シンポジウム「東アジアの経済統合と日本、台湾の役割」が開催
「東アジアの経済統合と日本、台湾の役割」と題する国際シンポジウムが7月10日、アジア調査会の主催により東京・内幸町の日本記者クラブホールで開催された。同シンポジウムには、パネリストとして台湾から張俊福・経済部国際貿易局長が出席し、伊藤元重・東京大学大学院経済学研究科教授、川崎研一・政策研究大学院大学政策研究院シニアフェロー、小椋和平・台日産業技術合作促進会顧問、坂東賢治・毎日新聞論説室専門編集委員らとともにアジア情勢を議論した。冒頭で挨拶した台北駐日経済文化代表処の沈斯淳・駐日代表(写真)は、「台湾の地域経済統合への参加は日本との経済貿易関係の強化にも有益なものであり、日本とより一層の互恵関係が構築できる」と述べ、日本の各界の支持を呼びかけた。