沈斯淳・駐日代表が政策研究大学院大学で台湾の外交政策と台日関係について講演
台北駐日経済文化代表処の沈斯淳・代表は9月5日、東京・六本木にある「政策研究大学院大学」で、台湾の外交政策および台日関係について講演した。台湾の外交政策について沈代表は、「政府は台湾の活力あるソフトパワー、創造性を活かし、国際舞台において『ピースメーカー』『人道的援助の提供者』『文化交流の推進者』『新しい科学技術とビジネスチャンスの創造者』『中華文化のナビゲーター』といった5つの役割を担い、貢献している」と強調した。台日関係については、両国は民主主義、法治、人権など核心的価値観を共有しており、日本の地方自治体の数多くの首長による台湾訪問をはじめ、双方の貿易、観光など各交流が活発であると紹介した。とりわけ、「台日間でオープンスカイ(航空自由化)協議に調印後、双方間を往来する旅行客数がより一層増加し、今年3月~6月の単月における日本への外国人旅行客数は台湾からの旅行客が4カ月連続でトップだった」と述べた。