駐日代表処主催の「中華民国建国103年双十国慶祝賀レセプション」が都内で盛大に開催
10月10日の双十国慶に先立ち、台北駐日経済文化代表処は10月7日夕、「中華民国建国103年双十国慶祝賀レセプション」を都内のホテルで開催した。沈斯淳・駐日代表はあいさつの中で、「国立故宮博物院」展について言及し、東京国立博物館での開催期間中、40万人を超える参観者があったことや、7日より九州国立博物館での開催が始まったことなどを紹介した。さらに、同展の開催に尽力された日華議員懇談会に対し、改めて感謝の意を表した。また、2016年に故宮南部分院で「日本宮廷美術」展の開催が予定されていることも紹介し、これらを通して双方の文化交流と相互理解のさらなる深化を期待した。観光面については今年、台日双方間の往来者数が400万人突破の見込みであると述べた。経済面では今後、台日間の「経済連携協定」締結に向けた話し合いの意向を表すと共に、台湾は「環太平洋パートナーシップ協定」(TPP)および「東アジア地域包括的経済連携」(RCEP)などへの参加を目指しており、日本の各界関係者の理解と支持を求めた。