3連覇を達成した謝依旻・女流棋聖の就位式が盛大に開催
台湾出身の囲碁棋士、謝依旻・女流棋聖(写真右)の第18期「ドコモ杯女流棋聖就位式」が3月24日、「株式会社NTTドコモ」および「公益財団法人日本棋院」の主催で、都内のホテルにおいて盛大に開催された。来賓を代表し、あいさつした台北駐日経済文化代表処の陳調和・副代表(左)は、「謝さんは日本の女流囲碁界で、最も活躍し、最も注目されている棋士であると言っても過言ではない」と述べ、「そのすばらしい成功は、囲碁に対する天分のみならず、そのほとんどは自身の努力と勉強を積み重ねてきた結果だ」と称賛した。謝・女流棋聖は謝辞の中で、今期の女流棋聖戦は2局とも苦しい戦いだったと説明し、「囲碁は完璧に打つのは難しく、勝てたのは運が良かった」と感想を述べた。謝・女流棋聖は同タイトル3連覇のほか、「女流名人」8連覇をしており、通算タイトル獲得数は20で、女流棋士史上最多記録となっている。