謝依旻・女流棋聖の就位式が開催
台湾出身の女流棋士、謝依旻さんの「第13期ドコモ杯女流棋聖」就位式が3月12日、東京都内のホテルで「株式会社NTTドコモ」および「財団法人日本棋院」の主催により盛大に開催された。就位式には、主催団体の関係者をはじめ、林海峰・名誉天元、謝女流棋聖の恩師である黄孟正・九段、在日華僑の各団体関係者、台北駐日経済文化代表処の馮寄台・駐日代表らのほか、台湾からも家族全員が駆けつけ、謝女流棋聖の就位を祝った。馮・駐日代表は「謝さんの日本における活躍は、私たちの誇りでもある。台湾の優秀な人材が日本の完備された環境で育てられ、囲碁界に貢献する業績を作り出すことは、台日両国の友好親善の成果である。謝さんは今後もさらに精進し、日本囲碁界の新時代を切り開いて行くことを大いに期待している」と激励した。謝女流棋聖は謝辞の中で、「女流棋聖戦は私にとり、大きな目標だった。本戦1回戦から全て厳しい対局だったが、優勝できて嬉しい」と感想を述べた。