日本の守谷商会が『台湾先住民写真誌(ブヌン篇)』を台湾の各図書館へ寄贈
機械の総合商社、㈱守谷商会の守谷正平・顧問(写真左1)、堀田宜彌・取締役社長(左3)、朝比奈弘・経営総括室営業計画部部長の3名および(財)進化生物研究所主任委員を兼任する東京農業大学農学部バイオセラピー学科の湯浅浩史・教授(左2)は4月27日、東京都港区白金にある台北駐日経済文化代表処を訪れ、湯浅教授が著わし、守谷商会が発行した『瀬川孝吉 台湾先住民写真誌 ブヌン篇』の写真集3,999冊を台湾の各学校の図書館および行政院原住民委員会に贈呈する目録を守谷商会の堀田社長から馮寄台・駐日代表(右3)に手渡した。この写真集は『瀬川孝吉 台湾先住民写真誌 ツオウ篇』に続くもので、1930年代当時、台湾総督府に勤務していた瀬川孝吉氏が撮りためておいた写真を後に瀬川氏と湯浅教授が整理してまとめ、瀬川氏の他界後には、湯浅教授が写真の説明文および参考資料を書くため現地に何度も足を運び研究と実証を重ね、30年余の歳月をかけて完成させたもので、台湾先住民の研究にとり第一級の資料と言えるものである。