東京都大田区で台湾タイヤル族の歌と踊りを披露
東京都大田区の「大田区民の森」で9月8日、台湾の宜蘭県大同郷から訪日した台湾タイヤル族の舞踊団が歌と踊りを披露した。今回の交流イベントの企画・コーディネートを務めた田村恵美(高恵芬)さんは、台湾のタイヤル族出身であり、2010年~2012年に大田区観光大使を務めたことがきっかけとなり、今回の大田区とタイヤル族舞踊団との交流が実現した。来賓として出席した台北駐日経済文化代表処の沈斯淳・駐日代表は、今年4月の宝塚歌劇団台湾公演が好評を博したことや、来年予定されている台湾の国立故宮博物院の日本での特別展開催に触れ、「これらの文化交流を通じてお互いの良好な関係が着実に築かれていることを実感している」と述べ、「今回の公演をきっかけに、神秘的な先住民族文化を肌で感じ、理解していただければ、お互いの友好関係がさらに深まるものと期待している」と挨拶した。