ロープウェーで訪ねるお茶の郷―猫空
台北市南部に位置する猫空地区は茶葉の産地として知られています。2007年7月4日、ここに台湾最長のロープウェーが開通しました。起点となるのはMRT木柵線動物園駅。ここから指南宮を経て終点の猫空までの小さな旅です。この一帯は鉄観音茶の一大産地で、山肌には茶畑が広がり、茶芸館やカフェが点在しています。大自然の中でゆっくりと台湾茶を味わえるのがここの魅力ですが、最近は茶葉を用いた創作料理も人気を集めています。夕暮れ後には台北の夜景も眺められます。空中散歩と台湾茶巡り。手頃なコースではありますが、じっくりと楽しみたいワンデイトリップです。なお、ロープウェーの運行時間は平日が10:00~20:00、休日と休前日は9:00~24:00となっています。運賃は一区間30元、全区間を乗っても50元です。(注:2007年8月現在、毎週月曜日は点検のため運休)