総ヒノキ造りの湯圍風呂―礁渓温泉
礁渓温泉は台湾東北部に位置する温泉郷。宜蘭県最大の温泉地となっています。泉質は炭酸ナトリウム泉で、ナトリウム、マグネシウム、カルシウム、カリウムなどの成分が豊富に含まれています。ここは台湾では珍しく、平地に沸いている温泉です。礁渓駅の周囲約2キロ以内には100軒を超える温泉旅館がありますが、そのほかにも公共の温泉浴場がいくつかあり、気軽に温泉浴が楽しめます。写真は総ヒノキ造りの豪華な浴場。外国人観光客も数多く訪れています。また、ここは温泉水を利用した野菜の栽培でも知られており、空心菜や香菜(コリアンダー)のほか、最近はトマトの栽培が盛んです。礁渓へは鉄道の利用が一般的でしたが、雪山トンネルの開通により、バスの利用が便利になっています。台湾政府行政院青年輔導委員会の日本語ウェブサイト内にも詳しい記事が掲載されていますので、こちらもあわせてご覧下さい。