巨大な塩の山を見る―嘉義県布袋鎮
台湾西部に位置する布袋鎮は、牡蠣の養殖で知られる漁業都市です。ここの歴史は16世紀に遡り、中国大陸南部から漢人住民が渡ってきた際に開かれたと言われています。港の近くには魚市場があり、観光客も訪れています。朝10:00頃から営業が始まり、新鮮な海の幸を購入できるほか、海産物を用いた屋台料理を味わうことができます。中でも人気があるのは「オアチェン(台湾風かき入りオムレツ)」と呼ばれるもの。これは台湾各地で味わうことができる定番ですが、ここのものはひと味もふた味も違うと言われています。写真は製塩会社の所有する巨大な塩の山。見上げるまでの大きさに、きっと圧倒されることでしょう。今や、布袋を訪れた行楽客が必ず立ち寄る撮影スポットになっています。南国の青い空に映えるその雄姿をぜひ訪ねてみてください。