蘇澳の冷泉を体験する
台湾東北部に位置する蘇澳鎮は台湾有数の規模を誇る漁業都市です。ここの名物はなんと言っても「冷泉」。文字の示すように、これは大量の二酸化炭素を含んだ冷たい温泉です。古くは日本統治時代初期に開発され、冷泉を利用したラムネなども製造されていました。現在、冷泉が湧き出るエリアは公園として整備されており、週末には行楽客で賑わいます。はじめはかなりひんやりとしていますが、徐々に慣れてくるはず。地元の人々は水着着用のプールのほうに人気が集まっていますが、ログハウス調の個室もありますので、日本人にはこちらがおすすめです。これからの夏に向けて暑い日が続く台湾ですが、そんな暑さを忘れさせてくれる存在です。台鉄蘇澳駅から徒歩3分とロケーションもいいので、ぜひ体験してほしいスポットです。