埔里郊外の仙郷―桃米谷
ここは台湾中部の南投県、埔里鎮の郊外にある小さな集落です。ガイドブックなどで紹介されることは稀ですが、生態観察のメッカとして注目されているスポットです。ここには30種類を越えるカエルが棲息しており、研究者が足繁く訪れています。中には台湾固有種などもいるので、その鳴き声に耳を傾けてみてはいかがでしょう。また、ここは1999年の台湾中部大震災で大きな被害を受けた土地。現在、日本から贈られたというペーパードームが置かれ、展示空間となっています。写真はその夜間の様子。ライトアップされて夜空に浮かび上がっています。屋外カフェが併設され、休憩スポットとしても人気があります。アクセスは埔里から日月潭へ向かうバスに乗れば、すぐ近くを通ります。「桃米社區」で下車し、坂を下りていくと案内表示があります。