コウリャン畑の広がる金門の風景
金門は中国大陸に食い込むように位置する島。金門本島と小金門と呼ばれる二つの島で構成されています。ここはかつて共産党と国民党が交戦した場所で、現在も数多くの戦争遺跡が残っています。そういった関係で、長らく閉ざされた島でしたが、現在は一般旅行者も自由に旅行することができます。久しく軍事管制下にあったため、島には豊かな自然が手つかずの状態で残されています。バードウォッチングのほか、生態観察については世界的な知名度を誇っており、注目されています。写真は台湾本島では見られないコウリャン(高梁)畑の様子。比較的冷涼で降雨量の少ない金門ならではの光景です。コウリャンを用いた高梁酒は知る人ぞ知る金門名物。アルコール度は高いですが、ぜひとも味わってみたいものです。