北投に生まれた温泉レストラン・少帥禅園
ここは北投の奥座敷。北投の温泉街を見おろせる高台の日本家屋です。もともと日本統治時代に旅館として建てられた木造家屋で、終戦までは新高(にいたか)旅館と呼ばれていました。鬱蒼とした緑に覆われ、雄大な景色が眺められます。現在はレストランとして整備されており、温泉浴を楽しむことも可能です。門を入ると石段が伸びており、美しい瓦屋根が南国の日差しに照らされています。建物はすでに70年近くの歳月を経ていますが、リニューアルされ、スタイリッシュな雰囲気に包まれています。現在の名前は戦後にここへ幽閉されていた張学良にちなんでいます。優雅な空間として整備された木造建築。高台にあるためか、夏でも思いのほか涼しくて快適です。その独特な趣を愛する常連客は少なくないそうです(台北市北投区幽雅路34号・02-2893-5336)。http://www.sgarden.com.tw/