金針花が咲き乱れる山肌
台湾東部には美しい自然が残っていますが、この時期、ぜひとも訪ねたいのが金針花の咲き乱れる赤柯山です。ここは山肌一面がオレンジ色の花で埋め尽くされ、息を呑むような絶景が楽しめます。金針花の種類は多く、台湾では食用植物となっています。海抜の高いところで植えられるものが優れていると言われます。海抜900メートルほどの赤柯山は気温が低く、霧が充分な水蒸気をもたらし、これらが風味を高めると言われています。開花シーズンは毎年8月の下旬から9月まで。この時期、農家では一家総動員で収穫に勤しみ、天日干しなどの作業にあたります。公共交通機関はないので、玉里駅からタクシーを利用することになります。山頂付近ではオープンスタイルのカフェや茶芸館があり、台湾茶などを楽しむことができます。