高雄を流れる愛河の河畔散策
愛河は高雄市内を流れる河川で、日本統治時代に運河として整備された歴史を持ちます。市の中心部を流れており、高雄市民に広く愛されてきました。残念ながら、戦後は無秩序に生活排水が流入したことで水質汚染が進んでいましたが、現在は高雄市によって景観整備が施され、見違えるようになっています。七賢橋から高雄大橋の間は「河濱公園」と呼ばれる緑地となっており、夕方を迎えると散策を楽しむ人々の姿が目立ちます。また、夜間にはライトアップも施されるため、カップルや家族連れなどで賑わっています。美しく照らされた橋梁を眺め、散策を楽しんでみてはいかがでしょうか。なお、愛河の河畔には高雄市立歴史博物館や前金天主堂などの観光スポットもあるので、これと合わせてコースを組んでみましょう。河川名にちなみ、「愛之船」と呼ばれる川巡りの遊覧船も出ています。