阿里山で森林浴を楽しむ
阿里山は台湾を代表する景勝地で、世界的な知名度を誇るマウンテンリゾートとなっています。阿里山とは特定の山峰を示すのではなく、広範囲な山岳地帯の総称ですが、現在、この一帯は森林遊楽区として整備され、一周約4キロの散策コースがあります。全域が海抜2000メートルを超えており、鬱蒼とした樹林が広がります。雄大な自然を気軽に楽しめるということで、季節を問わず行楽客が訪れています。エリア内には日本統治時代に由来する古蹟も多く、歴史探索も楽しめます。解説板もしっかりと整備され、日本語表記があるのも嬉しいところ。自然の景観は時間帯によっても変わるので、できれば早朝から散策をはじめ、午後にもう一度回ってみるといいでしょう。運が良ければ、朝方には朝霧、午後には雲海を眺められます。