かつての公邸が文芸サロンに―市長官邸芸文沙龍
1940年に建てられたこの建物は、日本統治時代、台北州知事官邸でした。和洋折衷の建築様式は、居心地の良さを追求した空間として高い評価を得てきました。戦後は台北市長の公邸となってきましたが、2000年11月からは「市長官邸芸文沙龍」と名付けられ、一般公開されています。 敷地は広く、緑溢れる前庭があり、後ろにも広場と池があります。館内には和式の集会スペースや展示室、講演会場などがあるほか、テラス席で食事やお茶を楽しむこともできます。企画展示やイベントが催されていることも多く、気軽に歴史建築の趣きに触れることができます。落ち着いた雰囲気のカフェでひと休みしていると、大都会の喧噪を忘れることができるはずです。おすすめの芸術鑑賞スポットです(台北市徐州路46号・02-2396-9398・9:00~19:00)