澎湖定番のデザート!サボテンかき氷
台湾海峡に浮かぶ澎湖群島。大小64の島々からなり、透き通った海と新鮮な海の幸が魅力となっています。平坦な地形をした島々は日差しを遮るものが少なく、真夏には直射日光が直撃します。気づかないうちに脱水症状に陥ってしまうこともあります。そんな澎湖の夏ですが、心強い味方となっているのがサボテンを用いたデザート。サボテンの原産地はメキシコから西インド諸島一帯で、澎湖には17世紀にオランダ人によってもたらされたと言われます。中国語では「仙人掌」と記され、今ではすっかり土着化しています。大きな刺を抜き、手間暇をかけて作られたジュースやアイスは澎湖定番のデザートとなっています。中でも、赤紫色の果汁がたっぷりとかかったサボテンかき氷は絶品です。口の中に甘酸っぱさが広がり、暑さを一気に忘れてしまうはずです。ちなみに、食べ終わると舌が赤く染まりますが、これは天然色素なので全く心配は要りません。