馬祖で野鳥観察の旅
台湾の北西部に位置する馬祖列島。ここは知られざるバードウォッチングのメッカでもあります。中でもカモメ科の鳥が数多く見られます。マミジロアジサシ、オオアジサシ、ベニアジサシ、エリグロアジサシ、ウミネコが知られ、そのほかにもサギ科のクロサギ、アマツバメ科のアマツバメなどがいます。アジサシの繁殖地としては世界的な知名度を誇り、毎年夏場を迎えると、世界各地からバードウォッチャーが訪れます。なお、馬祖はオオアジサシの繁殖地としては世界最北に位置しています。そして、世界に100羽程度しか個体数が確認されていないというヒガシシナ・アジサシなど、珍種も少なくありません。アジサシ観賞のシーズンは5月初旬から9月まで。野鳥観察ツアーなども企画されています。詳細は馬祖国家風景区のウェブサイトで知ることができます(日本語ページあり)。http://www.matsu-nsa.gov.tw/