緑あふれる新しい温泉スポット―礁渓温泉公園
礁渓は台湾東北部に位置する温泉郷。台北から日帰りも可能な湯の街です。ここには無色無臭の炭酸ナトリウム泉が湧き出ており、湯上がり後には驚くほど肌がツルツルになります。古くから「美人湯」として名を馳せ、町には温泉ホテルやスパ施設が林立しています。2006年には台北と宜蘭を結ぶ雪山トンネルが開通し、台北からはバスで約50分でアクセスできるようになりました。週末には日帰り温泉を楽しみに大勢の行楽客が押し寄せています。数ある温泉施設の中でも、最近、特に話題となっているのが、宜蘭県政府が運営する「礁渓温泉公園」(宜蘭県礁渓郷公園路70巷60号)。広大な敷地内には足湯の設備のほか、「森林風呂」という露天風呂があります。これはその名の通り、鬱蒼とした林の中にいくつかの浴槽が設けられ、小鳥や虫のさえずりを耳にしながら湯に浸かれます。料金も150元とリーズナブル。台北の喧騒に疲れたらちょっと足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。