情緒あふれる淡水の家並みを散策
淡水は夕陽の美しさで知られる街。古くは台北の外港として機能し、中国大陸との交易で栄えました。その風情は淡水河の河畔と「老街」で味わえます。「老街」とは中国語で古い家並みが残る路地という意味です。淡水の老街はMRT淡水線の淡水駅より西側の中正路、重建街、清水街一帯を示しています。中でも中正路は古くから繁栄を誇ってきた淡水の目抜き通りです。両側に商店がずらりと並び、老舗のお菓子屋があったり、淡水名物である魚丸(魚のつみれ)の店があったり、昔懐かしい玩具や雑貨を扱う専門店があったりと、退屈しません。より色濃く往年の面影が残っているのは清水街と重建街です。清水街は前方に賑やかな伝統市場があり、後方は閑静な住宅街となっています。写真は昼下がりの淡水河畔。できればのんびりと、懐かしい雰囲気にひたってみてはいかがでしょうか。MRT淡水線淡水駅から徒歩5分ほどです。