台北のつつじ観賞シーズン到来!
お花見のシーズンを迎えた陽明山。どうしてもさくらにばかり目が行ってしまいますが、色とりどりのつつじも美しさを競っています。ここには約8000株と言われるつつじが植えられており、その壮麗な花景色には誰もが圧倒されてしまいます。中でも、よく見られるのは台湾原生種の「キンモウツツジ」です。これは真っ赤な花びらが印象的で、葉に金色の絨毛が生えていることからこの名が付けられています。これ以外にも、日本からもちこまれた白やピンクの「平戸ツツジ」も見られます。また、陽明山国家公園だけでなく、台北市内の南側に位置する「国立台湾大学」のキャンパスもつつじ観賞スポットとして知られています。広大な敷地内ではあちらこちらで艶やかなつつじが咲き誇っています。学生たちは記念撮影をしたり、地面に落ちた花びらを用いてメッセージを作ったりしています。台湾の春の風物詩。つつじ観賞を存分に楽しんでいただきたいものです。