花東公路に三仙台を訪ねる
花蓮から台東に向かって海沿いを走る花東海岸公路は全線にわたって太平洋を楽しむことができるドライブウェイ。バスでもその景観を楽しむことができ、台湾でも指折りの人気を誇っています。沿線にはいくつかの見どころがありますが、その代表格となるのが「三仙台」。ここはかつて、一つの岬だったと言いますが、海水の浸食を受け、海上に小さな岩礁が取り残されました。現在はこの岩礁と陸地を繋ぐアーチ橋が設けられ、景観スポットとなっています。島には三つの巨石があり、呂洞賓、李鉄拐、何仙姑という三人の仙人が休息したという言い伝えがあります。島には遊歩道があり、散策が楽しめます。三仙台へは花蓮発の花蓮客運か、台東発の鼎東客運のバスを利用してアクセスします。本数は限られているので事前に時刻表をチェックしましょう。また、日差しを防ぐ場所がないので、日よけ対策もしっかりと行なうようにしたいものです。