阿里山のご来光観賞列車
台湾中南部の阿里山は台湾が世界に誇る景勝地です。言うまでもなく、メインとなるのはご来光鑑賞です。そして、この時期は日本よりも一足早く、桜が咲き乱れます。両者を一緒に楽しめるのはこの時期だけとなっています。ご来光列車は阿里山と祝山を結んでいます。この鉄道は阿里山鉄道の支線で、わずか6キロ足らずで標高差200メートルを走破します。所要時間は約25分。運行本数は行楽客の数に合わせて決まります。祝山駅に着いたら、正面の階段を上っていきましょう。ここがご来光鑑賞を楽しめる場所です。冷え込みはそれなりに厳しいものがありますが、付近には屋台なども出ているので、温かいコーヒーや軽食をとることが可能です。付近にはここ以外にもいくつかの鑑賞スポットが整備されています。この時期は行楽客が多いので、早めに赴いて、付近を歩き回ってみるのがおすすめです。帰路は鉄道を利用することもできますし、遊歩道を歩いて戻ることも可能です。山の空気を存分に楽しみたいところです。