陽明山で温泉浴
台北郊外の陽明山はかつては草山(そうざん)と呼ばれていた場所です。台湾四大温泉にも数えられ、台湾屈指の名湯として知られてきました。ここは広範な地域に温泉が点在しています。温泉街のようなものはありませんが、それぞれが独立しているだけに、豊かな自然をたっぷりと楽しめます。ここ数年は温泉ブームということもあり、いくつかの大型スパリゾートもオープンしています。こういったホテルは都市部のホテルとは比較にならないほどの敷地を誇っており、客室もゆったりとした造りとなっています。どこも屋内の大浴場のほか、スパ施設やクアハウスを擁しており、設備は充実しています。また、レストランでは周辺で栽培された山菜や養殖鱒などが味わえ、こちらも注目されています。台北からは路線バスの260番に乗車すれば乗り換えは不要です。都会の喧噪から離れ、大自然の中に身を置いてみてはいかがでしょうか。