台北を代表する名刹―龍山寺
台北で最も長い歴史を誇ると言われる古刹。ここ龍山寺は台北発祥の地とされる萬華の中心に位置しています。その歴史を振り返ると、清国乾隆帝の時代、1738年から約2年間かけて造営されたと言われています。その後、何度かの改修工事を受けていますが、古風なたたずまいは訪れる人々を圧倒しています。精緻な彫刻や装飾は一見の価値があり、その規模においては東洋随一のものと謳われています。敷地内にはどの時間に訪れても熱心に祈りを捧げている人々の姿が見られます。今もなお、信仰の中心として確固たる地位を誇っていることが伝わってくるはずです。龍山寺の前には大きな公園があり、おしゃべりに花を咲かせている人々や、ストリートパフォーマーなどがおり、思い思いのひとときを過ごしています。