週末開催のファーマーズマーケット「台北希望広場」
ここ数年、世界各地で人気を集めているファーマーズマーケット。これは地方の生産農家が自分たちで作った農産物を持ち寄り、消費者に直接販売するという新しいスタイルの市場です。台北では「台北希望広場」という名で、林森北路と北平東路の交差点近くに展示販売所が設けられています。もともとは行政院農業委員会が台湾中部大震災で被害を受けた農家を支援する目的で始めたものですが、現在は台湾各地の農家が参加しています。開催日は週末のみですが、採れたての野菜や果物のほか、通常ルートではなかなか手に入らないオーガニック茶や健康食品なども手に入ります。台湾ではここ数年、特に食の安全に対する関心が高まっています。ここでは生産者と消費者が直接顔を合わせ、会話をしながら安全で美味しい食品を購入できるとして注目されています。早朝から大勢の人たちで賑わっています(土曜日:10:00~19:00、日曜日10:00~18:00)。