心地よい河風を浴びながらサイクリング-八里左岸自行車道
大勢の行楽客で賑わう淡水。その対岸に位置するのが八里です。ここには淡水河に沿って関渡大橋から河口までの約15キロ、サイクリング道路が整備されています。八里までは淡水から渡し船に乗って10分足らず。船着き場の周辺にはレンタサイクルのショップがあります。いわゆるママチャリからマウンテンバイク、中には四人乗り自転車まであります。船着き場はサイクリング道路の中間地点にあり、左と右の両方向へ進むことができます。台北方向へ進むと関渡大橋へ出ます。こちらの道路はヤシの樹などが植えられ、南国らしい雰囲気に触れられます。反対側の河口方向に向かうと、鬱そうとしたマングローブ保護エリアへと出ます。その先には台湾の先史時代の遺蹟を展示した「十三行博物館」があるので、立ち寄ってみましょう。さらに、夜の帳が下りると、対岸の淡水の町並みに灯りが点り、きらきらと美しく輝きはじめます。夜景もまた見のがせない情景となっています。